カツ、カツ、カツン、カツツ、カツン
不思議なリズムで、踵が鳴る。
瑠歌ちゃんの足音がする時は、僕は鳴らず、僕の足音がする時には、瑠歌ちゃんが鳴らない。
ふたりともが鳴る時には、寸分のズレもなく。
行きつ戻りつ、踵のリズムが輪を作り、僕と瑠歌ちゃんはくるくる回る。